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「水」と「空気」を汚さない印刷工程を目指して、
私たちは ”クリオネマークGOLDプラス”を認証取得しました。

環境保護印刷(クリオネ)マークとは

「大気汚染防止法」の改正によって、平成18年4月から揮発性有機化合物の排出量を自主規制すること(NonVOC)が義務づけられました。また、水質汚濁防止の観点から廃液・排水を出さないこと(NonDRAIN)も、印刷物を作成する過程で「ゼロエミッション」を実現するために欠かせない要件となっています。 環境保全を達成するには、さまざまな角度から幾つもの方策を講じる必要がありますが、なかでも、「空気」と「水」を直接きれいにする製造方法に焦点を定め、印刷作業に取組むことは極めて重要です。 こうした考えに基づき具体的には「刷版工程」と「印刷工程」の各工程で環境の保護を考慮している印刷会社に与えられるマークです。

■従来の印刷工程


■環境保護の印刷工程(クリオネゴールドプラス対応)


クリオネマーク認証ステータス基準

ステータス non-VOC non-Drain
GOLDプラス
刷版工程 刷版現像液を使用しない 刷版現像液の廃液が無い
印刷工程 印刷湿し水にIPAを使用しない 湿し水濾過装置を使用して廃液量を削減(廃液は回収・焼却)
インキ インキに含まれる揮発性の有機溶剤が1%未満
高精細印刷・FMスクリーン等の技術を採用し、インキ湿し水の使用総量を削減する方策を講じている
GOLD
刷版工程 刷版現像液を使用しない 刷版現像液の廃液が無い
印刷工程 印刷湿し水にIPAを使用しない 湿し水濾過装置を使用して廃液量を削減(廃液は回収・焼却)
インキ インキに含まれる揮発性の有機溶剤が1%未満
SILVER
刷版工程 刷版現像液に含まれるVOCが1%未満 刷版現像液の廃液を回収・焼却
印刷工程 印刷湿し水にIPAが5%未満 湿し水の廃液を回収・焼却
インキ インキに含まれる植物油含有率20%未満

※環境保護印刷について、詳しくはE3PAのホームページをご覧下さい。




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