高品位印刷 |
FMスクリーン・高精細AM |
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仕事と家庭の両立を支援する。そんな職場環境を目指して、アロー印刷は仕事と家庭の両立宣言を行いました。 |
高付加価値を生み出すアロー印刷のFMスクリーン |
FMスクリーンは、網点形状がAMスクリーンのように規則的に並置されていないため、障害となるようなモアレの発生を避けることができます。 このため、衣料品のように被写体の規則的な形状パターンによるモアレ、複数の網版を重ね合わせることによるモアレが原因の画質劣化を避けることができるので、5色以上の色分解版による多色印刷も可能になっています。 さらに、ハイライトからシャドーまでの全階調にわたって、網点サイズを小さくすることができることで、高解像度の印刷再現を可能にします。
FMスクリーンの効果 |
常のAMスクリーンでは各版にスクリーン角度を設定して、出力モアレが最小になるように調節していますが、FMスクリーンではスクリーン角度がないので、出力モアレがありません。
AMスクリーンではハイライトから中間にかけて、亀甲模様のロゼッタパターンが出ますが、FMスクリーンではこれが出ません。この特徴からハイライトから中間の階調性がなめらかに表現されます。
従来のスクリーニング(イメージ) AMスクリーン 175線 |
FMスクリーニング(イメージ) TAFFETA 20ミクロン |
原色に近い色、彩度の高い色調がプロセス4色で再現可能です。スクリーン角度がないため、多色刷りが可能なFMスクリーンですが、AMスクリーンでの多色刷り以上の再現力があります。
さらにFMスクリーンは、ハイライトからシャドーまでの全階調にわたって、網点サイズがAMと比べて小さいことから、高解像度で色彩表現の豊かな印刷再現が可能です。
AMスクリーニング(イメージ) AMスクリーンニングはドットサイズが変化するので、インク皮膜の厚さが一定ではなく印刷中の変動要素が多い。 不安定、調整が大変 |
FMスクリーニング(イメージ) FMスクリーニングは同じサイズの小さいドットが分散している為、インクの皮膜が薄くて一定しています。そのため印刷の一貫性を維持することができます。 安定したトーン再現で常に安定した印刷 |
AMスクリーンにおいて50%付近の網点で発生するトーンジャンプ (濃度の段差) が、目立ちません。これはFMスクリーンの中間付近における網点では隣の点との接触がランダムになるので、濃度の段付きが少なくなるからです。中間付近のニゴシのざらつきが目立たなくなります。
制作時に線切れ・モアレの考慮を必要としない為、スクリーン角度を気にせずに配色が可能になります。角度がないので1ポイントの小さな色文字・白抜き文字がシャープに表現できます。
また、今までマット紙で印刷するとインクが沈んでしまって濁ってしまっていたものが、FMスクリーンであれば彩度が向上するので濁りません。つまりFMスクリーンは、どんな用紙でも鮮やかな表現が可能なのです。
※TAFFETAについて、詳しくは富士フイルムのホームページをご覧ください。
高精細AM(Co-Re SCREENING) |
AM方式の中でも、より階調再現に優れた高精細AM方式にも対応しております。 従来方式との違いは、特に、写真の再現性を重視するカレンダーやポスター、美術書の印刷の仕上がりで実感することができます。
@網点が人の目では見えないほど細かくなるため、人肌などのざらつきがなくなる。
また、階調表現もスムーズになり、実際の写真に近い再現性が可能。
A従来目立ちがちだった「モアレ」や「ロゼッタ模様」が大幅に軽減。
B細かい文字や白抜き文字など細部の再現性が格段と良くなる。